【Creditcard】セゾンパールアメリカンエキスプレスカード

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セゾンパールアメリカンエキスプレスカード

セゾンパールアメリカンエキスプレスカードというクレジットカードがあります。 セゾンカードの代名詞ともいえるこのカード。 アメリカンエキスプレスカードとの提携ですが、アメックスプロパーかのような感じで積極的に打ち出されています。 いわゆる決済システムだけを拝借した提携カードと比べると本家アメックスの特色を多めに盛り込んだ準プロパーのような位置付けでしょうか。

基本スペック

・年会費1,000円(年に1回以上の利用があれば年会費無料)→年会費実質無料 ・締め支払い 10日締め翌月4日払い(4日が金融機関休業日の場合は翌営業日の引き落とし) ・基本還元率0.5%(1000円で1ポイント、1ポイントあたり5円計算) ・貯まるポイントは永久不滅ポイント ・ETCカードの年会費は無料 ・ビジネスカードとしての追加カード発行不可(家族カードは4枚まで年会費無料で追加可能)
基本スペックは最小限の紹介に留め、ポイントをお伝えしたいと思います。 一応公式のリンクを貼っておきますね。
個人向けのセゾンパールアメリカンエキスプレスカード公式



法人向けのセゾンパールアメリカンエキスプレスカード公式



ビジネスカードとしての側面

このセゾンパールアメリカンエキスプレスカードはビジネスカードとしても利用可能です。 様々なブログや公式ホームページ等で、あたかも個人カードとビジネスカードが区別されて発行されていることを連想させる紹介が多いこのカードですが、 実際のところ、通常の個人カードのみしか存在していないようです。 デスクに確認したところ、セゾンパールアメリカンエキスプレスカードのビジネスカードはありませんと明言されてしまいました。 要は
    ・法人口座(代表者名が併記された口座に限る)が設定可能 ・ビジネス用途での決済が公式に可能
な個人カードでしかないようです。 個人用、法人用といった2種類のカードが発行されているわけではないということですね。 公式ホームページでは セゾンパールアメリカンエキスプレスカード セゾンアメリカンエキスプレスビジネスプラチナカード のみがビジネスカードとして紹介されていますが セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカード でも同様に法人口座の設定やビジネス利用が可能なようです。 とても紛らわしいので書き残すことにしました。

プロパーアメックスとの比較



わたしは本家のアメリカンエキスプレスビジネスプラチナカードも所有しておりますが、
    デスクの一次対応
    本家の付帯サービス
    限度額へのフレキシブルな対応

等、どれをとってもやはり比較にならないレベルです。
さすが年会費130,000+Taxですね。

しかしアメックスプロパーの場合は個人カードでの事業決済を行うことは認められていません。事業決済を行いたい場合は別途法人カードを作成する必要があります。

また、アメックスプロパーは代表者が同一であっても申し込む法人格が別だと別の法人格としての新規申し込みとなります(この点に関しては他のビジネスカードも同じかと思いますが、、)。アプリやポイント等の連携は可能だと思います。

そういった理由から 複数の会社を運営していることもあり、手間とコストを削減したかったので試しに今回は履歴事項全部証明書をはじめとした法人格としての提出物が不要なセゾンパールアメリカンエキスプレスカードを申し込んでみました。

セゾンパールアメリカンエキスプレスカードのデスクは一次対応にはかなりのムラがありハラハラしますが、専門部署からの折り返しがあってからの二次対応以降は素晴らしい対応です。
間口の広いサービスを提供する為に一次対応に関しては質より量となっていますが、少し掘り下げれば満足度の高い対応をして頂けるので使い方によっては良さがあるカードだと思いました。

実質年会費無料でここまで対応してもらえるのとか思える要素もあり、本家と同じ土俵で比較しなければこちらはこちらで良いカードだなと思いました。

まとめ

メリット

・個人カードでありながら法人口座の設定や事業性の決済が可能 ・審査時に法人格としての提出物が不要 ・年会費実質無料 ・ETCカードの年会費も無料 ・デスクの二次対応が実質年会費無料とは思えないクオリティ

デメリット

・基本還元率が0.5%といまひとつ ・締め支払いのサイクルがやや短くキャッシュフロー的にはいまひとつ ・デスクの一次対応にムラがある

以上、セゾンパールアメリカンエキスプレスカードについてでした。 ビジネスカードを検討中の方の参考となれば幸いです。 それでは!